文明多様性とは、
それぞれが自律しながら、
静かに相互に影響しあっている
世界の構造です。
東風吹くや
天地舞ひつつ
音ひらく
天地舞ひつつ
音ひらく
春の水
山の薫りと
いまもある
山の薫りと
いまもある
啓蟄や
奥より浮かび
風を見る
奥より浮かび
風を見る
春分や
砂の温もり
まだほほに
砂の温もり
まだほほに
桜かな
ひとひらごとの
ひびきあり
ひとひらごとの
ひびきあり
穀雨満ち
生けるものみな
息ひとつ
生けるものみな
息ひとつ
薫風や
キルギス翔ける
馬の息
キルギス翔ける
馬の息
青嵐
蠢く刻に
身を寄せて
蠢く刻に
身を寄せて
紫陽花の
地を滑るかな
雲に乗り
地を滑るかな
雲に乗り
夏木立
お天道さんに
気に入られ
お天道さんに
気に入られ
流星を
留める心
仄光
留める心
仄光
伽藍堂
炎暑に聳え
刻を越ゆ
炎暑に聳え
刻を越ゆ
赤蜻蛉
野辺山そよぎ
祖霊の気
野辺山そよぎ
祖霊の気
鈴虫の
声字実相
心地よく
声字実相
心地よく
露の玉
朝日重ねて
一つずつ
朝日重ねて
一つずつ
名月や
雲のあわひに
ただ在りて
雲のあわひに
ただ在りて
稲穂垂れ
一つひとつに
刻宿る
一つひとつに
刻宿る
枯木立
空を支へて
ただ在りぬ
空を支へて
ただ在りぬ
冬立つや
音のかたちも
なくなりて
音のかたちも
なくなりて
落葉焚
アルミに込めて
ほっこりと
アルミに込めて
ほっこりと
雪嶺を
言祝ぎ唱和
土深く
言祝ぎ唱和
土深く
多種多様
千夜に八千代に
冬銀河
千夜に八千代に
冬銀河
霜柱
源底からの
煙かな
源底からの
煙かな
寒林の
梟熱視
智のひかり
梟熱視
智のひかり